顔面マッサージと舌のストレッチで滑らかさを取り戻そう

発声練習の基本である母音である「あいうえお」、大きく口お開いたり、口を横の伸ばしたりすることで内部からの口全体の筋肉が鍛えられます。例えばあごを動かす筋肉も鍛えられます、その口の動きに従い舌も動きます。その動きに滑らかさがない場合、外部からの力を顔のマッサージとして行うのは良案です。人間が立っての時いる状態の時、上から下にかかる重力のせいでどうしても顔の筋肉は垂れ下がります。その重力に歯向かうように下から上に顔面の筋肉を引き上げる事が大事です。

並行して行って欲しいのは、舌を上下左右に動かす「舌ストレッチ」です。滑舌が悪くなる根本的な悩みは「話したいが舌の動きがもたつき思うように伝わらない」滑舌の悪さを悩み始める中高年者、舌ストレッチを継続させ慣れてくれば一般的な発声練習に移行させる事が可能と思われます。舌の動きが悪い人が出来難い巻き舌も練習すれば出来ますが、ごく一部の方は脳梗塞などで言語障害が出た場合は長い時間をかけないといけません。

発声練習のコツは短く早く言葉を言う様にしてみましょう。決してダラダラと言うのではなく短い時間で言葉を発する（ON)止める（OFF)何度も繰り返すことによりメリハリのある声で話せるでしょう。舌の老化による誤嚥が発声練習後改善されたなら明らかな成果が出たと言ってもいいです、話をして相手に正確に言葉が伝わるってきもちいいですよね。

滑舌矯正書