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「フラットする」の意味は? [用語解説]

「フラットする」というのは、「音程が外れる(低くなる)」ということです。特にロングトーンなど、長く歌う場面で起こります。なぜこれが起こるのか説明します。

そもそも歌というのは声帯を伸ばしたり縮めたりして、出しています。この声帯の伸縮で、音程を出しているわけです。そして、ロングトーンというのは、一つの高さでずっと固定するということですが、それはつまり「声帯をずっと同じ状態でキープする」ということになるわけです。

体全体の運動でもそうですが、「ずっと同じ状態でキープ」というのは難しいものです。時間がたつと、一瞬揺らいでしまいます。歌のロングトーンの時も、声帯でこの一瞬の揺らぎが起こり、その時に音程が変わってしまうんですね。

特に、高音は声帯をずっと張り詰めていないといけないのですが、張り詰めるのとゆるめるのでは、ゆるめる方が楽です。そのため、声帯は自然とゆるめる方に行ってしまい、そうすると低音になってしまう(フラットする)というわけです。だから、同じ音程が外れるのでも「シャープする(高くなる)」は、あまりないわけですね。

ただ、それはロングトーンのような「喉の体力勝負」の時の場合で、長く伸ばさない、歌の最中で音程が外れる場合は、シャープすることもフラットすることも、同じように多く起こります(これは喉の体力の問題ではなく、コントロール力の問題だからです)。

まとめると、喉の筋肉が発達している人は、フラットしません。フラットしないためには、喉の筋肉を鍛えるといいでしょう。

タグ:フラット
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作詞とは何か? [用語解説]

作詞とは、よく知られている用に、音楽の歌詞を考えることです。それをこなす人を作詞家と言いますが、作詞家に問われる能力も、そのジャンルによって大きく異なってきます。

例えばラップの場合、「韻を踏む」という要素が、作詞の中で重要になります。韻を踏むというのは「重要」「友情」のように、母音が共通する言葉を歌詞の中に取り入れ、リズムをつける手法です。ラップの世界では、これを6文字や8文字など、長い文字数で、しかも他の人が考えたことのない独特の韻踏みを生み出すことが高く評価されており、そうした言葉遊び的なスキルも、ラップの作詞家に必要な能力になります。

ポップ音楽の場合は、ラップの韻踏みのような特殊技法は、あまり必要とされません。1番と2番の歌詞で、メロディが同じ部分の歌詞は似たような流れにする、などの一般的な技法はありますが、それも必須ではありません。

作詞にも、アイドル向けなどに作られる、ノリを重視した楽曲や、あるいは尾崎豊などのようなメッセージ性を重視した楽曲など、様々なスタイルがあります。その作詞者がどんなスタイルを追い求めるのかで、作詞家に必要な能力は大きく変わってきます。基本的には他人に歌詞を提供する作詞家が多いため、尾崎豊のような癖のある作詞は求められていませんが、自分で歌う場合、彼のように独特の歌詞によって存在感を示すことも非常に重要であり、そうした「人生そのもの」が作詞のスキルになる場合も、自ら歌う作詞者の場合、往々にしてあります。

このように、一口に作詞、作詞者と言っても、そこで問われる能力や資質は様々で、その人にあった作詞を追求していくことが、重要です。
タグ:作詞
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腹式呼吸と、その効果 [用語解説]

人間の呼吸には、胸式呼吸と腹式呼吸の2種類があります。それは、肋間筋という筋肉を動かしてする胸式呼吸と、横隔膜を動かしてする腹式呼吸です。
腹式呼吸では、肩を上下させないように、お腹を膨らませるように鼻から息を吸い込み、お腹を引っ込ませながら、口からゆっくりと息を吐き出します。
通常、健康な人間であれば、日中活動している時には胸式呼吸をし、睡眠時には腹式呼吸をしています。

内臓の動きは自律神経のもとで機能しているため、意識的にコントロールをすることができません。しかし、呼吸だけは自律神経のもとで機能しているものの中で唯一意識的にコントロールすることが可能です。つまり、呼吸をコントロールすることによって、自律神経をコントロールすることができるのです。
自律神経には、身体や脳を活動させて興奮状態にする交感神経と、心身ともにゆったり落ち着けてリラックス状態にする副交感神経の2つがあります。呼吸では、息を吸うことで交感神経が働き、息を吐くことで副交感神経が働きます。ゆっくり息を吸って吐くことで、この2つの神経のバランスを整え、心身のバランスも整えることができます。特に、息をゆっくりと吐き出すことに集中することで副交感神経が優位になり、心身をリラックスさせる効果があります。

腹式呼吸にはさまざまなメリットがあります。自律神経を整えることによって、自律神経の影響を受けやすい胃腸の調子を整え、活性や安定を高める効果があります。また、腹式呼吸は呼吸をするたびに内臓が動き、お腹をマッサージしている状態になるので、胃腸をはじめとした内臓の血行を促す効果があります。さらに、腹式呼吸では、胸式呼吸で取り入れられる酸素の3倍以上を取り込むことができるので、血流がよくなり、栄養をエネルギーに変えやすくする効果もあるのです。

タグ:腹式呼吸
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そもそも音痴って何だろう? [用語解説]

そもそも、音痴というのはどのような事なのでしょうか。

最近では、運動音痴、味覚音痴、方向音痴など様々な分野で
音痴という言葉が使われています。
そのことが苦手な場合に、オンチという表現がされるようです。

しかし、元々は「頭が良いが音楽的にはにぶい(痴)」ということから作られた
音楽専用の言葉でした。

このブログで取り上げるのは、数ある音痴の中から一つ
「歌に関する音痴」になります。

歌の音痴は大きく分けて、2つのパターンがあります。

一つ目は、感覚的音痴。
二つ目が、運動的音痴です。

感覚的音痴というのは、「音を正しく理解する事が出来ない」音痴です。
自分が聞いた音やリズムの区別を付ける事が出来ず、自分で歌っている音程が正しいのかも分からないタイプです。
歌っている本人にとっては「間違っている」という感覚すらありません。
ですので、このパターンの音痴を克服するにはかなりのトレーニングが必要になります。

次に、運動的音痴です。
こちらは、聞いた音程は理解できるし記憶することも出来るのですが、
それを表現することが出来ない音痴です。
自分で歌っていて、下手なのが分かってしまうので、精神的にも辛いです。
歌の音痴でお悩みの方は、こちらのパターンの場合が多いですね。
こちらの音痴は正しいトレーニングをすれば、割と克服出来ます。

以上が歌音痴の2種類となります。

他には、思い込み音痴という場合もあります。
例えば、声変わりの時期などに音程が取りづらくなるのは当然の事なのですが
その時に他人から「お前は音痴だ」と言われて、自信を失ってしまうこともあります。

そして、人前で全く歌わなくなってしまって
ずっと自分は音痴なんだと思い込んでしまいます。

一言で音痴と言っても、様々な種類の音痴が存在するんですね。

あなたも、自分がどのタイプの音痴なのか、意識してみて下さい。
タグ:音痴
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